先日テレビで『バイオハザード』を見ていたら、そのテレビの脇を10cmくらいのイエグモが這ってました。見てる映像が映像だけに、ちょっと怖かったです。あいつら、噛むし。


僕は蜂には3回刺されてます。足に1回腕に2回。ミツバチに2回、アシナガバチ(っぽい)に1回。これについては後日詳しく。


で、いまだに謎な事件が4年ほど前に僕の身にふりかかりました。
ある朝目覚め腕を見ると、なにやら赤く腫れているんです。蚊かダニに刺されたんだろうと気にしていなかったんですが、会社に行って仕事をしているとガマンできなくなるくらい痒くなってきました。そのうち疼痛まで。


見れば、赤い腫れの中に芯があるようで、虫に刺されたところが膿んじゃったのかな?と思い、職場にあった針(シャーペンの芯の代わりに針を入れたもの)で、ほじくってみました。皮膚に軽く穴を開けて膿みを搾り出せば、治まるだろうと思ってましたから。


ところが、軽く穴を開けても膿が出ない。それどころか穴を開けた痛みすらない。
とりあえず痛みのあるところまで刺してみるか、とズブっとやりましたが、なんというか、この針をさす前に誰かが刺した道のようなものがあるんですよ。針が、す〜っと入っていく。大げさでなく、2cmくらいの深さまで入りました。そこで手ごたえがきました。


なにか、自分の体の一部ではないものが針の先に当たってます。針をこじってもその手ごたえ以外感じない。
で、針の先でほじくりだして見ると、なにかの卵が出てきました。タイ米の赤ちゃんみたいなの。細長くて黄色っぽいやつ。あと、ばらばらになった破片みたいなのが3つくらい。たぶん、この破片で卵の形が2つできそう。つまり、卵が全部で3つ入ってたわけで。


で、まあ、こんな作業を職場でやってたもんだから、周りで見てた人間の方が大騒ぎ。
病院にいくことを勧められて、卵の破片をティッシュにつつんで病院に持参。


あいにく時間外で当直の先生しかおらず。といっても虫専門の先生なんか、どこの病院にもいないだろうけど。


先生:どうしました?
ぼく:なんか、腕が赤く腫れて痛くなってきたんで針で掘ったら卵みたいなのがでてきまして・・・・

先生:たま・・・・?ご?ですか?
ぼく:(ティッシュを開いてみせる)これです
先生:ん〜、僕は専門じゃないからわからんねぇ
ぼく:(専門がいるのか?)卵ですよね?これ
先生:僕は当直で、詳しいことはわかりませんから、明日また来てください

 〜とりあえず消毒と包帯グルグル巻きの手当てだけうける〜

***翌日****

昨日と違う先生が応対してくれて

先生:今日は、どうされました〜?
ぼく:えっと、かくかくしかじかで、昨日○○先生に卵らしきものを預けたんですけど・・・

先生:え?聞いてないよ? 捨てたんじゃない?
ぼく:Σ(゜Д゜;エーッ!
先生:とりあえずガーゼ交換しておきますね〜
ぼく;はぁ・・・・・


というわけで、当直をしていた大病院の院長のバカ息子のおかげで、いまだに僕の体に起きた異変の謎はヴェールに包まれたままなのでした。


虫だけに、無視されたってことかい?