合併問題

世間は合併に揺れていますね。球界はセ・パ統一という、本当に活性化に繋がるのかどうか怪しい方向へ進もうとしています。野球人古田の必死の抗議、スト。
もはや、球団オーナーたちは、なにを守ろうとしているのか、我々一般ピープルには理解できません。


合併と言えば、ちまたでは『平成の大合併』と言われる、市町村の統合が行われております。今日を持って、温泉郡重信町と川内町が合併して「東温市」という地名になりました。なぜ今日なのか、それは知りませんけど、えらく中途半端な日付ですね。


さて、僕の住む町川之江も大合併の波にのまれ、この4月より『四国中央市』と名前が変わりました。川之江市伊予三島市宇摩郡土居町・宇摩郡新宮村の4つがひとつになりました。


ご存知の方も多いと思いますが、新市名についてはネット上でも『恥ずかしい市名』の首位の座を守ってます。えへん。
よそに出かけて、住所を聞かれたり書き込んだりするときに、恥ずかしいというか面映いというか、女性が結婚して苗字が変わったときの、自己紹介の照れくささみたいな感じがあります。


さて、この合併で何が変わったかというと、当事者にはあまり実感がありません。合併で距離が縮まったわけでも、住民同士の交流が増えたわけでもありません。しかも、未だ交通案内板などには旧市名が残っていたりして、紛らわしい。合併したら市議会委員もそのまま残って、税金の無駄遣いになる有様。どないやねん。解散請求の署名も、すぐ集まるっちゅう話ですよ。変なところで一体感が生まれたということですか。



村が消えて、ムラが目立った今回の合併。やってよかった、と素直に言える時がくるのはいつのことでしょうか。

古田ガンバレ。